ワーキングプア 「努力すれば抜け出せますか?」
以前、NHKスペシャルで放送された番組タイトル名です。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061210.html
最近、大企業を中心に景気が拡大、雇用情勢が売り手市場などと言われています。地方の中小企業では人材確保ができずに困っているという話も聞こえてきます。
しかし、雇用される側から見たとき、企業の(特に大企業の)利益と労働者の賃金は比例していませんし、逆に労働者に低賃金を強いて企業利益を確保している図式が正しいのだと思われます。(だからリストラを発表した会社の株価が上がる)
このような社会構造の中で、ワーキングプアと呼ばれる人たちは自分の努力だけで抜け出すことが出来るのでしょうか?
「所得の低い人たちは、そのような職業を選択した結果であり責任は自分にある。」という意見の人も多いです、というより最近はそういう「自己責任」とか「自業自得」といって、格差があっても仕方ない、当然であるという主張が多くなっている気がします。
このままだと、多くの若者が生まれたときから格差社会のなかで生きていかなけばならない社会になりそうですが、生まれた時から「自己責任」、生まれた場所も「個人責任」、成人してからでも「その後の人生はすべてあなたの責任ですよ。」ではあんまりだと思います。
社会を変えるのは政治でしょうが、この「自己責任」「自業自得」という考えで傷ついている若者の心のケア、抜け出すお手伝い、これはキャリアコンサルタントにもできそうです。
キャリアコンサルタントとして、現在の社会構造や企業構造を正しく知らないと、その上で生活する人たちの思いを理解することはできないと思います。
まだまだすべての勉強が足りていない自分ですが、関った人たちが抜け出す努力を諦めないようなキャリコンが行えるよう、格差社会の構造や将来について勉強していきたいと思っています。
